2021年5月20日から23日の期間で東京の千代田3331を会場に開催される「御苗場」に出展しています。
「御苗場」は2006年に始まった日本最大級の参加型写真展です。2020年にコロナが蔓延するまでは、CP+の会期やあるいは関西方面でも開催され出展者や出展グループはかつて最大で300を超え、盛大に開催されていました。
「御苗場」は、“自分の未来に苗を植える場所”という意味で命名した。2006年に始まった日本最大級の参加型写真展。出展することそのものが価値となり自信となり、夢を実現できるような、ひとりひとりが輝ける場所となることを目指している無審査公募型のイベントです。
昨年はコロナの影響でCP+と期を離れ、無観客でオンラインのみでしたが、2021年は来場アリとオンライン上に交流スペースを設ける形で開催されています。
今回galerie lieu lieuは、新人作家のプレゼンテーションとして広瀬美咲氏の「GENKAN」シリーズを発表しています。学生時の研究対象からはじまり約10年撮りためた、さまざまな人々の「玄関」の作品は、その手法からも他者のパーソナルな環境から自分物像に迫るようなものであり、ある種の「境界線」を感じる作品になっています。
それら作品群をさらに、あえて3D空間に置くことによって、御苗場というリアルな機会をフックに、まさに境界線を越えていく体験を提案しています。2021年の今だからこそ意味や意義のある手段ではないでしょうか。
「GENKAN」3D空間展示スペース入り口URL:https://galerie.lieulieu.com/virtual/genkan
本展示の技術部分は3DNest社によるものです。
3DNestは、リアル空間のVR化も架空の空間の3Dモデル構築も高い精度で行う技術を持つハイテク企業です。日本では、ゲーム業界や建築業界などの業界において、高く評価されています。
3DNestの持つ最新技術を用いて作り上げた今回の展示スペースは、「玄関」という作品シリーズのタイトルとあいまって、リアル空間とバーチャル空間の狭間にある、この時代を示唆するコンセプトを具現化してくれています。展示会はオンラインとオフラインの両方で行われる予定で、「玄関」の展示空間の「入り口」もそれぞれ異なる表現となっています。
展示は5月20日 (木) から5月23日 (日) まで、オンラインとオフラインで行われています。
◼︎ハイスピードで3Dモデリング化を実現する3DNest株式会社についての情報はこちら
https://www.3dnest.co.jp/
◼︎御苗場2021情報
・リアル会場
実施内容: 会場での作品展示 観覧
開催日程: 5月20日 (木) ~5月23日 (日) 11:00~18:00 最終日 のみ17:00まで
開催場所:会場3331 Arts Chiyoda (3331.jp)
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11 – 14
https://onaeba.com/
・オンライン会場
実施内容 : 出展者オンライン在廊スペース
開催日程:5月20日(木) 11:00~5月23日 (日) 17:00
* 在廊時間は個々の出展作家ページ、 あるいは作家本人 に直接ご確認ください
開催場所:バーチャルスペース oVice
https://onaeba-c.ovice.in/@653,1309