既成概念を”越える” コンテンポラリーギャラリー「galerie lieu lieu」
galerie lieu lieu(ギャラリー リュー リュー)は、さまざまな概念や境界線を越えて、アーティスト最優先でアートの価値創造をしていくことを目指しています。
きっかけはフランス・パリ
「日本ではアーティストが活躍できる土壌がまだまだ心もとない。日本のアーティストたちの素晴らしさを広く国内外に伝えることはできないか。」
そんな想いのもと、パリでの大規模な現代写真アートフェア「fotofever」に団体として出展する構想を練り始めます。
2019年11月にアートフェア出展と団体の本格始動の前段階としてパリでのグループ展を成功させると、2020年には fotofever の出展枠を確保し「galerie lieu lieu」として本格的な活動を開始しました。
既成概念を”越える”とは
galerie lieu lieuは、変化していくアート、変化していく時代に合わせて、すでにある場所(ギャラリー、アトリエ、国境、オンライン、オフライン、コミュニティ)やアーティスト・アート作品と観覧者の境界線、レスポンスの速度など、全ての概念を越え、アーティストのマネジメント、作品展示、出版業、webコンテンツ作成等を通して、アーティストたちの素晴らしさを広く伝えるとともに、時代に則したアートの価値創造をしていきます。
拠点を持たないという選択
「ギャラリー」という名称から、その所在地を問われますが、私たちはギャラリー運営に特定の拠点を持っていません。
特定の場所にとらわれないことで、アーティスト・アート作品の素晴らしさを伝える最善の展示場所を作品内容や時代の流れに合わせて柔軟に選ぶことができると考えています。そこは、既存の画廊かもしれないし、オンライン上のバーチャル空間かもしれません。もしくは、展示をしないという選択すら可能となります。
そして、拠点を持たない選択をしたコンテンポラリーギャラリーは、やがては、アーティストにとってアートの価値を伝えていく大切な「場所」=「lieu」となっていくはずです。
私たちが大切にする3つのこと
・アーティスト中心の戦略
アーティスト最優先でアートの価値創造をしていきます。
・「モノ」以上の価値を創り出す
有り物そのものの価値はもちろん、アーティストの人柄や作品の背景など、付加価値も見出し、伝えていきます。
・身軽で素早く
拠点を持たないことで生まれるフットワークの軽さを最大限に活かします。
概要
名称 |
galerie lieu lieu(ギャラリー リュー リュー) |
活動内容 |
・アーティストのマネジメント・支援
・作品やアーティストに関するコンテンツの提供
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代表者 |
ディレクター 本多俊一 プロデューサー ヤン ケビン |
設立 |
2020年1月 |
所在地 |
「特定の拠点を持たないギャラリー」として東京在住のメンバーを中心に運営 |
沿革
- 2019年11月 団体のトライアル企画として、フランス・パリでのグループ展を開催
- 2020年1月 galerie lieu lieu 設立
- 2020年4月 galerie lieu lieu の本格的な活動を開始
- 2020年11月 fotofeverに出展(世界的な感染症問題で結果的にフェアは中止に)
- 2021年5月 御苗場(ART chiyoda3331)/出展:ヒロセミサキ
- 2021年11月 「livres lieu lieu」レーベル立ち上げ 熊谷聖司 写真集『RE FORM』出版
- 2021年12月 REAL by ArtSticker DAIKANYAMA/出展:石場文子 (UnoFoto News レポート)